外国人就労ビザの取得期間と審査のポイント
企業が外国人を採用する際にとくに気になる関心事として、いつから働き始めることができるのかという点が挙げられます。
企業活動の中で、人材の確保や業務スケジュール調整は、非常に重要な活動の一つとなるため、関心が高いことは当然と思います。
就労ビザを取得して実際に働き始めるまでの手続きは、申請の種類や個別事情によって期間も難易度も大きく変わりますが、基本的にどの程度の時間がかかるのかを把握しておくことで、無理のないスケジュールを組み立てて企業活動に支障を来さないようにすることが大切です。
1 就労ビザの取得期間はどれくらいかかるのか
就労ビザには、大きく分けて「ビザの新規取得」「ビザの変更」「ビザの更新」があり、どの手続きかによって目安の期間は異なります。
一般的には、
・海外から呼び寄せる新規取得
・日本にいる外国人が切り替える変更申請
・同じ資格を継続する更新申請
の順で、審査にかかる時間が長くなる傾向があります。
あくまで目安ではありますが、新規獲得が2~3か月程度、変更が1~2か月半程度、更新が数週間~1か月半程度となります。
申請人の経歴、受入企業の状況、提出書類の内容によって、期間は大きく前後しますので、いずれの場合でも共通して言えるのは、「ぎりぎりではなく、余裕をもって申請すること」が最大のリスク回避策だという点です。
2 審査で見られるポイント①
就労ビザの審査では、まず申請人本人がその仕事にふさわしいかがチェックされます。
これから従事する業務と、これまでの専攻や実務経験に関連性があるかどうかが、審査の中心になります。
「なぜこの仕事なのか」を説明できないと、説得力に欠けてしまいます。
もう一つのポイントが、素行の良さです。
過去の在留状況、ルールを守って生活してきたかどうかといった点も、細かく見られます。
小さな違反の積み重ねが、評価を下げる原因になることもあります。
3 審査で見られるポイント②
本人だけでなく、受け入れる企業側の体制も、審査では重要な判断材料になります。
売上や決算状況、事業の継続性が確認され、企業の安定性を確認されます。
また、外国人に従事させる業務が、在留資格との関連性のある適切な業務であるかが確認され、外国人を雇い入れる理由、事情も考慮されます。
さらに、雇用契約の内容、給与水準、勤務条件が、日本の労働環境として適切かどうかも厳しくチェックされます。
4 就労ビザの取得をスムーズにするためのコツ
就労ビザをスムーズに取得するために、特別な裏技があるわけではなく、基本を丁寧に積み重ねることが大切です。
・仕事内容と学歴・職歴のつながりを言葉にする
・企業側の受入体制をきちんと整理する
・書類は「形式」ではなく「説明力」を意識する
・スケジュールに余裕を持つ
この一つひとつが、結果を左右します。
正しい準備を行うことで、入管の厳しい審査もしっかりと通り、許可を得ることができるでしょう。
不安があるときには、早めに取次資格者へ相談し、一つずつクリアにしていくことが大切だと思います。
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